2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「何かあったらどうするんだ?」――地域生活支援を行ううえでの2つのベルリンの壁

知らないことにがベルリンの壁に お昼は、なごみクリニック設立のために奔走された方(からお話を伺いました。 精神科医療機関がなかった相馬。そこに初めて精神科医療機関を設けるにあたっては、大変なご苦労があったようです。 そもそも、どうして相馬市に…

他の職種の全く別にみえる発想を少なくとも理解しようとする 

その後は、なごみさんの母体であるNPO法人「相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会」の副理事長で福島県立医科大学の大川貴子先生、廣田さん、木村さん、石井さんによるセルフ・ケア・モデルに基づくアセスメントシートなどの記録用紙の作成に関…

「飲んで幸せになる会」??

午前中の最初は、アルコール依存の方の訪問に関するうちあわせに参加させていただきました。震災によって住まいも職も奪われた人がアルコール依存に陥るというケースは後を絶たないようです。特に漁師さんは、夜に漁をして昼間は飲んでいるのが常態。それが…

いつもながら・・・

息子には「まりこのま〜は まぬけのま」と歌われ、訪問先の人たちやぴあクリニック訪問チームリーダーの山田さんとかから忘れ物がないかよく心配される私ですが、とうとうやってしまいました。なんとまあ、「コロコロ」すなわち衣類などが入った大きなキャリ…

一人暮らしへの「ベルリンの壁」

では、「親なきあと」、そのような人たちはどうなってしまうのでしょうか? まさにそれを問う事例検討会に、午後出席させていただきました。 昨日とは異なる検討会でしたが、家族との同居ができなくなり、かといってグループホームでの集団生活になじめず、…

親なきあと

今朝のアウトリーチカンファレンスでは、新規ケースの紹介がありました。 60代の男性。家は農家で親御さんの手伝いをされていた統合失調症の方です。親御さんがどちらも亡くなってしまい、いろいろ経緯があったうえで、今後なごみさんの訪問が始まりそうな方…

地域に精神科医療機関がないということ

昨日、相馬市には「歴史始まって以来」精神科医療機関がなかったということを書きました。それがどういうことなのかを表すエピソードが一つあったので紹介します。 午前中同行させていただいた方は、ここしばらく服薬を中断してとても具合が悪くなっていらっ…

事例検討会に出席しました

震災に伴う困難の複合性、多層性 もう、エネルギーがなくなってきました。最後にあと2つ、ものすごく簡単にですが、書いて終わります。 夕方、障害福祉サービス事業をされている方たちとの事例検討会がありました。 震災と震災に伴う避難などの諸事情によっ…

ACTのフィデリティ評価とチームの成長について

午後は「宿題」のフィデリティ評価に関するおはなしをさせていただきました。 フィデリティとは何か? フィデリティ評価とは何か?に関しては、国立精研の吉田光爾さんの「幕の内弁当説」をお借りして説明しました。吉田さんには事前に了解を得て、スライド…

精神科医療の空白地域と密集地域と

精神科医療の空白地域 ホテルコーラスから国道を3〜4分歩いていつものなごみさんへ。第2回めの支援が始まりました。 前回の宿題で私はACTのフィデリティ評価についてみなさんにお伝えすることになっています。その「勉強会」は今日の午後に開催することに…

相馬を探検

浜松駅から相馬まで6時間余り、ずっと座っていてさすがに運動不足です。 また、訪問をする以上、少しでもその地域について知っていたほうがいいですよね。 ということで、日の入りまでの短い間ではありますが、相馬の街を探検に! まずは、ホテルのそばを流…

全国的に、雪、なんですね

こんにちは。PSWの上久保です。 またまた、明日から福島県相馬市に来ています。 日照時間が日本1位という噂もある浜松市。北部の山間地域は別として、この冬積雪なんてありません。そんなノーテンキ?なところから、雪の東北に行くということで、数日前から…

NACTさんへフィデリティ調査に行ってきました

2/6・7に島根県浜田市でACT実践を行っている、『NACT』さんに行ってきました。フィデリティ調査…と言いますと、 ・Evidence-Based-Practice(EBP)の実施度を測るもので、米国ではEBPプロジェクトの各6プログラムについてフィデリティ尺度が作成されてい…

木目のホスピタリティ溢れる建物の中で居心地が良い生活を送ることについて

早いものでもう今日は最後の日です。 午前中はお二人の高齢の単身女性のところに訪問に行きました。 最初の方はグループホームに入っていらっしゃいました。それ以外の方はみなさん認知症。この方だけが双極性障害のある方です。一軒家に1人で暮らしていらし…

相馬3日目(第1回 最終日)

木目のホスピタリティ溢れる建物の中で居心地が良い生活を送ることについて

早いものでもう今日は最後の日です。 午前中はお二人の高齢の単身女性のところに訪問に行きました。 最初の方はグループホームに入っていらっしゃいました。それ以外の方はみなさん認知症。この方だけが双極性障害のある方です。一軒家に1人で暮らしていらし…

相馬3日目(第1回 最終日)

木目のホスピタリティ溢れる建物の中で居心地が良い生活を送ることについて

早いものでもう今日は最後の日です。 午前中はお二人の高齢の単身女性のところに訪問に行きました。 最初の方はグループホームに入っていらっしゃいました。それ以外の方はみなさん認知症。この方だけが双極性障害のある方です。一軒家に1人で暮らしていらし…

相馬3日目(第1回 最終日)

訪問型支援研修のお知らせ

一気に春めいて、訪問車の中にいると上着がいらないくらいです。 昨日が節分でしたので、虹の家の今日の料理は恵方巻きでした。 たくさんの方に参加していただき、美味しくいただきました。さて、TEAMぴあ(ぴあクリニック、訪問看護ステーション不動平)で…