相馬を探検

 浜松駅から相馬まで6時間余り、ずっと座っていてさすがに運動不足です。
 また、訪問をする以上、少しでもその地域について知っていたほうがいいですよね。
 ということで、日の入りまでの短い間ではありますが、相馬の街を探検に! まずは、ホテルのそばを流れる小泉川をさかのぼって歩いてみました。

 このエリアは何か由緒あるところなのでしょうか。お寺やこのような祠や石碑がけっこうありました。これは馬頭観音だそうです。しだれ桜がさいたらさぞ美しいことでしょう。

 



それと、他にもいくつかあったのですが、岩というか大きな石をくりぬいて、そこが祈りの場所になっている光景を目にしました。私はこういうのは初めてみました。・・・どうも、ACT全国研修以来、スピリチュアリティみたいなものに目がいってしまいます。






 小泉川を離れて相馬の街のお城のあたりにやってきました。浜松城とは違って、もうお城はないのですが、お堀が残っています。

・・・コワい。浜松だったら、必ずガードレールか柵がありますよね。景観の上ではこちらの方が情緒があるとは思うのですが、一歩間違うとこの冷たい水に落ちてしまう・・・と想像するだけで恐怖です。一面ほとんど凍っているようです。


そしてこれが、中村城址坂上田村麻呂が創ったとされるとか。戊辰戦争で陥落したのだそうです。浜松城のように再建されたり、掛川城のように残っているわけではないのですね。


公園となっている中村城址の中を歩いていると、とても立派な鳥居と参道が。

ずっと奥に入って行くと、国指定重要文化財にもなっているという本殿がありました。

雪が残っていて危険なのでこれ以上は行きませんでしたが、ここが相馬の本拠地なのかなあと思いました。

 有名な相馬野馬追祭はこの神社から馬を出すところから始まるそうですね。
 古い歴史があり、その歴史が「かたち」と「まつり」となって残っている地域なのだなあと感じました。

 ・・・明日からの訪問に活かせるのかどうか、わかりませんが・・・。

相馬事件

 PSWの履修コースで日本の精神保健福祉の歴史というと必ず出てくるのが相馬事件。
 そもそもこの相馬のお城に済んでいた中村藩のお殿様が精神疾患にかかったところから始まります。詳しいことはことらのサイトを見ていただくとして、https://www.jspn.or.jp/forpublic/photo/souma.html、そんな背景もあり探検してみました。