2014年度相馬支援第3回第2日
南相馬市のハローワークにて就労支援の発表をしました
24日火曜日は南相馬市にあるハローワーク相双にて就労支援のお話をさせていただきました。横山さんの11月、1月の発表を聴かれたハローワークの方が「精神障害のある方でもこれだけ良くなるということを、行政関係の人たちに伝えてほしい」と希望をされて、実現したものです。
私が関わっていらっしゃる方で、引きこもっていらしたけれども訪問を開始、次第に社会とのつながりを持ち始め、障害者雇用につながり、1人は5年以上、もう1人も3年以上ずっと働いていらっしゃる方のスライドを中心に紹介しました。どちらの方も、「自分の経験がみなさんんの役にたつならば」と心よくスライドでの紹介を了承してくれました。
集まったのは、南相馬市の障害福祉課の方々、保健センターの保健師さん、児童担当の方、ハローワークのスタッフ5名、もうお二方(途中で退席されたのでよくわからない)と、なごみの廣田さん、立谷さんでした。そうそうたるメンバーで、圧倒されました・・・。これだけのメンバーが集まるところにものすご〜〜く大きな可能性を感じます。
せっかくのそのような貴重な場にふさわしいお話ができたのであれば良いのですが・・・。
トータルサポーター
前回も今回もいらしてくださった小林さんという方は、精神障害者雇用トータルサポーターという職でした。私は不勉強でそのような制度を知りませんでした。「精神の人はよくわからない」とよく言われる中で、精神障害に関して一定の知識とスキルを持っていて、当事者と企業(ときには当事者とハローワークも!!)の橋渡しとなる役割があるのですね。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000029f49-att/2r98520000029f8e.pdf
小林さんは、小高赤坂病院で看護師をされていたとのこと。そのような方が就労の橋渡しになってくれるのは当事者にとっても企業やハローワークの一般の職員さんにとっては大きな力となりますね。
私たちの地域にもそのようなトータルサポーターがいるのかどうか、確認したいなあと思いました。
・・・時間とエネルギーがなくなってしまって、いつもながら尻すぼみなんですけれども、これでとりあえず終わります。
支援はこれで終了です。報告書も書いてしまいました。
でも、支援の必要性は、特に南相馬では終了していません。
むしろ、これからという気もします。
みなさん、また3.11が訪れますね。でも、3.11だけじゃないんです。
日々を生きる被災地のみなさん(相馬と南相馬だけじゃないんですが)のことを忘れないでくださいね。日々、いろいろな中で、みなさん、過ごしていらっしゃいます。