不安だらけの単身生活

 次の訪問では、昨日も伺ったご家族が浜松市北区にお勤めの方です。この方も高齢で単身。しかも一軒家に暮らしています。
 「おれは何がなんだか分からないんだ〜」
 「どうしていいのかわからないんだ〜」
という言葉がよく出ます。

 実際のところ、賃料のことで不安になっておられます。事情がわかっているのでそのことを説明するのですが、了解できないようです。
 2週間前にご自分で行ったことの記憶が全くなくなっています。
 
 急激に自分が衰えてきた「頭がおかしくなったんだ〜」。そのなかで、どのように対処していけばいいのか見当がつかない。なので、不安だけが募る状態のようです。しかし、事情があり、現在は孤立した生活になっています。

 お金の支払などはきちんとされていますし、まだまだしっかりしたところもみられます。支援者との関係も良好です。今後さまざまなサービスが入り支援態勢が整えばお一人での生活が維持できそうにも思いますが・・・。
 来月私が伺った時にはいろいろなことが整理され、この方のすっきりした笑顔がみられるといいなあと祈るばかりです。