生活支援の積み重ねと環境の改善と

 みなさん、読むのに疲れてきたのではないでしょうか。
 私も、記録を書くのに疲れてきました。まだ明日もあるので、あともう一つだけ、書いて終わります。

 このようなKさんが、少しずつ元気を取り戻す上でのきっかけの一つが、訪問による生活支援でした。
 部屋にきてもらって掃除をしてもらったのが良かった
 ゴミ捨ても、何もできなかったときに、ありがたかったとのこと。

 また、住環境の改善も回復につながっているようです。
 狭くて寒くて不自由な避難所から仮設へ
 まだまだ狭くてプライバシーもなく寒い仮設から復興住宅へ

これが復興住宅です。確かに仮設とは雰囲気が違いますね。

 「こころ」の問題というのは、生活や環境と切り離すことはできません。こころのケアというけれども、もちろんそれ自体も大切ではあるけれども、生活や環境の改善によって、かなりこころの状態も変わってくるようです。
 ここは、私たちが行っているACTでも大きな示唆を与えてくれますね。