被災した方の発表のための聴きとりに
Kさんは、近々、ご自分の体験を報道機関などの前でお話ししてくださるそうで、ちょうど今日そのためのスライドを作るのだそうです。ぴあクリニックでも当事者のみなさんに発表していただくことが多いので、いっそう興味深かったです。
聴きとりは、やはりスタッフの須田さんが主にお聴きして、それを米倉さんが一生懸命タイピングするというかたちでした。それをもとに、スライドを作成するそうです。
新居先生と同い年のKさんは、日当たりの良い復興住宅のお部屋で、ポツリポツリとお話をしてくれました。
Kさんは海の近くの相馬市磯部地区に暮らしていらっしゃいました。これは磯部地区の震災前の写真です。
日本のふるさと、懐かしい光景ですね。
坂が多い磯部地区ですが、Kさんはそんな坂をものともせず、元気に自転車でいろんなところに出かけていたのだそうです。