ピアスタッフが当事者研究に初挑戦!

当事者とスタッフの立場で揺れながら日々奮闘している
ピアスタッフの横山さんが当事者研究ハネウマライダー」という題で発表に挑戦しました。
今日はインタビュー形式でお届けします。

インタビュアー菅沼(以下S):どうして、当事者研究をしようと思ったんですか?
横山(以下Y):最初は大学の先生から研究でインタビューしたいと依頼されて、自分の事をまとめてインタビューを受けて、原稿もあった。ぴあクリニックに働きだして4年目になり、今までの3年間を振り返ってみたかったです。PSWの勧めもあり、それを一区切りとしてまた新しく再スタートを切れるかなと思いやってみました。

:まとめる作業はどんなかんじでしたか?
:まとめる時間はあまりなかったので、あれあれこれこれとなんとなく行きました。(PSWより余裕で3週間前にできあがりましたよー)

:かんがるークラブ(ボランティアの会合)、虹の家で2回発表をしましたが、発表してみていかがでしたか?
:緊張しました。かんがるーは最初練習もしなかったし、とても緊張した。前の日は眠れませんでした。虹の家の時はかんがるーで聴いていた方が、ここは付け加えた方がいいよとか、こうした方がいいよとアドバイスしてくれたので、余計にまた悩んで眠れませんでした。でも実際発表してみて、改めて自分の歩いてきた道、ハンドルのないバイクで走ってきた道、さまよってきた道をふりかえってよかったなと思った。とりあえず発表して、一区切りがついた。そしてまた新しい旅立ちがはじまるんだと思いました。

:聴いた人の感想はどうでしたか?
:聴いて泣いている人もいました。笑っている人もいました。横山さんの主治医を変えた理由とか、今まで明らかにしてなかったのでそういう理由もわかったし、苦労しているんだなという感想、恵まれているから羨ましいという感想もありました。
 少しずつ成長していきたいし、ピアスタッフとしての仕事は続くし、もし私の話を聞いてみたいなと言う人がいるように、成長していけたらいいなと思っています。

横山さん、ありがとうございました!