仕事をする

週に何回か「仕事をしたい」「仕事を続けたい」という方の訪問をしています。
具体的には、会社や事業所、ハローワークなどに伺います。


仕事を探している方の場合は、実習にチャレンジしてみたり、希望を丁寧に聞いて、求人誌やハローワークの募集を一緒に探す。就労支援事業所へご紹介することや、会社に問い合わせることもあります。仕事にすでに就いている方の場合、会社や事業所に伺って仕事をしている姿を実際にみて、ご本人のご希望や困っていることを聞き、周囲や上司の方の希望や困っていることを聞き、疑問に答えたり、こうするとよいかもと一緒に考えていることが多いでしょうか。


利用されている方には
「見に来てくれると安心する」
「(職場の上司や同僚と)自分のことについて話してくれるとほっとする」
と言われることがあります。


仕事をすることで症状が悪くなるのではないかと心配することもありますが、
・バスに乗れなかったのに乗れるようになった。
・日中ゴロゴロしていたのに活動的になった。
・もらった給料で○○買った(笑顔)。
・身だしなみがきれいになった。
など、良い面もたくさんあり、スタッフが驚くこともしばしば。


不況で求人が少ないなど、厳しい面もありますが、一昔前に比べて、症状がある方について理解のある企業も増えつつある印象を持っています。社会とつながることは、その人らしさを取り戻すきっかけにもなるので、引き続き応援していきたいと思います。


写真は浜松市フラワーパーク内のクリスマスツリーです。