仲間の力

 訪問型支援では、仲間づくりにも力を入れています。カラオケに行くのもそのひとつ。毎月のカラオケ会を通じて、なじみの顔が増える方もいます。

 自宅に引きこもっている方や、入院経験がない方、虹の家に通うのが困難な方などは、他の人がどんなことで悩んでいるのか、どういう風に工夫しているのか、知る機会が限られることもあります。当事者研究の様子を伝えることもありますし、当事者同士が症状の苦労や薬について語るビデオをお見せすることもあります。
 今日は「悩んでいるのは自分一人じゃないんですね。」「同じような苦労をしている人が他にもいるんですね。」という感想を聞きました。「ひとりじゃない」という感覚を大切にしていきたいです。