「地域で生きる」@なゆた浜北

 大熊一夫さんの講演、大熊さんと院長新居昭紀の対談などが予定されていたイベントでしたが、地震のため大熊さんが来場できず、講演はなし。かわりに、新居院長が「精神障害のある方たちが地域で生きるために」という趣旨でお話をいたしました。
 大熊一夫さんの近著 

精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本

精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本

をめぐり、熱い議論が闘わされる予定だっただけに残念です。

 その後のシンポジウムでは、杉浦PSWもぴあクリニックのACTについてお話をし、当事者のみなさんが力強く生活している姿を映したDVDも上映されました。

こんなに面白そうなACTをぴあクリニックだけで行っているのはもったいない

聖隷クリストファー大学の大場義貴先生がおっしゃっていたのが印象的でした。

 新居院長も言っていましたが、ぴあクリニックだけでACTを独占したいわけではありません。今後浜松でも多くの事業所でACTないし当事者のリカバリーをめざした訪問型支援が生まれていってほしいものです。